楽しみながら自分でラジオを作る

電気製品を自分で作るには、配電盤の複雑な構造の理解や、より専門的な知識がないと作れないと初めから諦めてしまうかもしれません。しかし、作る過程の段階を少しずつ踏んでいけば楽しく作ることができます。自作で電気製品を作るのに最初に適しているのが、意外と簡単な構造でできているラジオです。自作ができるラジオは、ネット通販やホームセンターなどでキットとして販売されています。ラジオの部品はアンテナやスピーカーの大きなものもありますが、ダイオードや基盤などの細かくて小さいものがほとんどなので無くさないように注意が必要です。完成したときの達成感は、他ではなかなか味わえない爽快な気分でいっぱいでしょうね。

電気製品を作る場合に必要な工具は?

電気製品を作るにあたって必要な工具は、ペンチやドライバー、はんだごてなどです。ペンチやドライバーは100円ショップでも手に入りますが、手元にペンチがなければハサミでも代用できます。工具や部品をある程度そろえたい場合は、電工ペンチや接続コネクター、カプラーやギボシ端子などが入っている電工セットがおすすめです。ホームセンターなどのカー用品コーナーにも販売されています。加えて、電工テスターがあると作業の効率化ができてとても便利です。完成してスイッチを入れて作動しなかった際、どこに異常があるのか場所を探しあてるのにとても時間がかかります。途中まで作ったときに、ここまでしっかり通電するのか電工テスターでチェックしてみましょう。

プリント基板設計は、電子回路を構成している基板設計のことを意味しています。回路に必要な電子部品は、すべてプリント基板に実装します。